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先週の日曜日、大阪府立淀川高校吹奏楽部の「グリーンコンサート」を、小学1年の長男と二人で観に行った。うちの会社の社長が淀工のOB(吹奏楽部ではないが)であり、毎年寄付をしていると招待状が届くらしい。音楽好きの私にどうかと勧めてくれたので、2枚譲ってもらっていたのだ。 淀工の吹奏楽部といえば、今やテレビや映画にも出るアイドル的存在だ。私の現役の頃も、コンクールでは常勝集団であり、雲の上の存在であった。私の高校も関西コンクールには毎年出ていたが万年銀賞どまりで、当時の関西代表は、淀工・天理・プラス1校とほとんど決まっていた。 そんな淀工は、土日2日間で4公演をこなし、しかも1500円のチケットが入手困難だというから、相当な人気である。吹奏楽のコンサートなんて久しぶりだし、まして淀工の演奏会は初めてだったので、以前から楽しみにしていた。 長男と二人で出かけるのも何年ぶりだろうか。バスに乗り込む彼がいつもよりはしゃいでいるように見えた。親の影響で音楽好きではあるが、演奏会でじっと聴いているかの不安はあった。 開演は12:00だが、30分前に会場に到着。さすがに高校生の団体がたくさん来ていてごった返していた。 「ご招待」の受付で招待状を渡し、社長の代理であることを告げた。私が子供連れであるのを見て、ステージ全体が見えるほうが良いだろうと選んでくれた席が、2階の最前列の真ん中寄りであった。長男は上から見下ろす光景と、開演前のさわめきに多少興奮しているようだった。天井からぶら下がっているミラーボールを見つけ、「あれなに?」と聞くので説明してやると、それがいつ回りだすのか興味津々だった。 演奏は、さすがに超高校生級だ。まじめな曲ではきっちりと聴かせ、ポピュラー曲ではスタンドプレイや振り付けをまじえて、魅せる演奏を聴かせてくれた。マーチングステージも良かったし、最後のヒットメドレーでは歌あり、ダンスあり、ギャグ(?)ありで、長男も楽しめたようだ。 私の高校は(今はわからないが)当時はコンクール至上主義みたいなところがあって、秋の定期演奏会はそんなに力入れるわけでもなく、ほとんど自己満足だった。入場無料だったから、ある意味それで良かったのかも知れないが、やはり県では一番だったし、今から思えば時間割いて来てくれるお客さんに失礼だと思う。 それに引き換え、淀工の生徒たちは立派だ。もちろん丸谷先生という強力な指導者によるところが大きいと思うが、あれだけの演奏とパフォーマンスを魅せるためには中途半端な練習では済まないと思う。みんな音楽が、楽器が、そして丸谷先生が好きなんだろうなと感じた。 終演してロビーに出ると、時計は2:20を指していた。とりあえず梅田の方へ人の流れに任せて歩いていった。非常にお腹がへっていた。長男に「何食べたい?」と聞いても「何でもいい」といつものごとく。彼は食べることにあまり関心がない。餃子専門店が目に入ったので、餃子で一杯!と思ったが、長男が難色を示したので、無難に某イタ飯のファミレスに入った。 彼と出かけるのが久しぶりだから当然二人だけの外食なんてなおさらだ。弟と一緒だと始終落ち着きがなく、喧嘩ばかりしているけれど、一人ならおとなしい。今日のコンサートでどれが良かった?と聞くと、「最後のやつ」(ヒットメドレー)と言っていた。 帰りのバスの中で、彼は歩きつかれたのか途中で寝入ってしまった。 久しぶりにホルンが吹きたくなった。 |
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